【書籍ACADEMIC GROOVE2400部搬出搬入ツアーの話】

2024年6月17日、書籍『東京大学アカデミックグルーヴ ACADEMIC GROOVE The University of Tokyo』2400部を東大本郷キャンパスの山上会館から搬出し、ぼく(清水)の家と石川さん(一般社団法人アカデミックグルーヴ理事)の家に搬入しました。なぜ、そんなことになったのか、長文になりますが、経緯を記します。

今から16年前(2008年)、東大広報室に在籍していたぼくは上記の本を作りました。東大創立130周記念事業の制作予算で制作したのですが、印刷した2万部のうち1万部を東大出版会で販売してもらい、残り1万部を東大構成員(研究者と職員)が130周年記念品として外部の方々に配布することとしました。

今年2月、かつて広報で一緒に仕事していた方が「本部棟の地下倉庫に書籍ACADEMIC GROOVEがたくさんありましたよ」と教えてくれました。さっそく広報課長に連絡して調べていただいたところ、約2400部も残っていました! まあ、それでも約7600部も教職員が記念品等として配ってくれたことになります。この2400部を譲り受けるとしても、あまりに部数が多いのでタダというわけにはいかず、一般社団法人アカデミックグルーヴで買い取ることにしました。で、5月末に晴れて売買契約が成立しました。

書籍ACADEMIC GROOVEは20部で1包、紙で包まれています。A4コピー用紙が詰まった小さい段ボールとほぼ同じ大きさ。これが120包もあるのです。どこに置くかが問題で、結局、ぼくの家と石川さんの家に60包ずつ置くことにして、二人ともがんばって断捨離して家に置くスペースを作りました。

これらを運ぶのはけっこう重労働なので、一般社団法人アカデミックグルーヴのフェローのみんなに「手伝ってくれないか」と声をかけ、6/17に搬出搬入を決定。小野里くん、泉さん、いよきくん、野口さん、古田さん、今村さん、だーやまくんが協力してくれました。また、搬出時は広報課のお二人(島さんともうお一人)にも手伝ってもらいました。写真は搬出の時の写真、搬入終了後のカフェでの写真、および食事会の写真です。

搬出写真を見るとなんとなくわかりますが、120包をレンタカーのバンに積むと、もうぱんぱん。やっぱりすごい量でした。最初は石川さんとぼくの二人でゆっくり気軽に運ぼうと思っていましたが、とても二人では無理でした。フェローの方々に手伝ってもらって本当に良かったww 

現在、書籍ACADEMIC GROOVEのVol.2を作ろうと考えていてクラウドファンディングで作れないかと思っています。石川家清水家に収納した書籍ACADEMIC GROOVE(2008年版)はVol.2を作るクラウドファンディングの返礼品に加えようかなと思っています。

搬出搬入ツアーを終えた今、かつて自分が編集制作した本が大量に自宅に収納されて、なんか我が子が実家に戻ってきたような安心感を感じています(ぼくには子どもがいないので単なるイメージですけどw)。